葬儀にあげられる「読経」は宗派によって異なる①

葬儀に欠かせないものは祭壇をはじめたくさんありますが、「お経」もまた大事な要素です。

お経はお通夜、告別式、火葬、法事の時などありとあらゆる場面で読まれるものです。

どれも同じだろうと思うかもしれませんが、宗派によって葬儀の時に読まれるお経は異なります。

お経のなりたちや内容なども含め今一度確認しておきましょう。

■お経とは何か「お経」と皆さんが呼んでいるものは、実は仏教を開いたお釈迦様の教えを弟子たちがまとめた「経典」のことを指します。

経典は古代インドでまとめられ、中国を通って日本にやってきました。

もちろん経典は一つだけではなく、弟子たちの独自の見解などが後年になって枝分かれしていき、その種類は数千種類といわれています。

宗派によって採用する経典が異なるため、葬儀でも読まれるお経が異なるというわけです。

ところで、なぜ葬儀の時にお経を読むのでしょうか?

一見、個人を見送るためのように思えますが、実はご遺族や参列者に向けて読んでいます。

お経のリズムは抑揚がなく、一本調子のため、心を落ち着かせるといわれています。

悲しみにくれるご遺族の心を鎮めるためにお経は読まれています。

■最も有名な般若心経日本に広く知れ渡り、誰もが一度は聞いたことがあるお経の種類が「般若心経」です。

般若心経は、お釈迦様の教えを弟子である舎利子(シャーリープトラ)に語りかける形で、260文字でまとめた極めてシンプルなお経になります。

ですが、仏教の本質や教えが詰め込まれているため多くの宗派で取り入れられてます。